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香川県 私立高校(高松地区の受験生用) 学校の紹介・塾長所見

香川県 私立高校の紹介・塾長所見

 1.ご挨拶 

 1月に行われる「私立高校受験」に際し、どこの高校を受験したら良いのか、
という受験生・保護者様の疑問に答えるべく、本シートを作成しました。
公立高校との違いを理解しつつ、各学校の特色を知り、受験生が最適な高校生活を送れるための情報をお伝えしたいと思います。
高校進学先の判断材料としてご利用下されば幸いです。


 2.主な私立高校 

・大手前高松高等学校 … 〒761-8062 香川県 高松市 室新町1166番地
・香川誠陵高等学校 … 〒761-8022 香川県 高松市 鬼無町佐料469番地1
・高松中央高等学校 … 〒760-0068 香川県 高松市 松島町1丁目14-8
・坂出第一高等学校 … 〒762-0032 香川県 坂出市 駒止町2丁目1-3


 3.現在の私立高校の状況 

一昔前、香川県での高校入試は公立高校進学重視でした。 したがって、「公立高校不合格者の進学先は私立高校である」という考えが定着していたことは紛れもない事実です。
私が学習塾を始めた頃、およそ17年前辺りから徐々にその構図に変革が表れ始めました。

端的に申しますと、大学受験サポートに力を入れ始めた私立高校が増えたということです。
それまでは、あくまでも結果を残すために支援はするが 頑張るのは個々の学生たちだ、というのが公私問わずどこの学校にも共通する指導方針でありました。

しかしながら積極的な指導で、いわゆる偏差値の高い大学への合格者数を多数出すことが各学校の指導力として評価されるようになりました。 各私立高校は大学受験の細やかなサポートを公立高校以上に行うと同時に、私立高校間でも良い意味での切磋琢磨を続けているのが現状です。


 4.高校選びについて 

各学校、それぞれに取り組む内容に良いものがあります。 どこか1校が特別良い、と言い切れるものでもありません。 また、子供たちの目標や性格などから推察して合う・合わない を判断する必要があります。 情報を集め、自分自身で決定する事が一番重要だと思います。
学校説明会やパンフレット以外の情報も大事です。 我々は、卒業生からの状況報告や各担当先生とのお話しの中からうかがい知れる状況もお伝えしますので、是非参考にして下さい。



各私立高校の詳細説明


大手前高松高等学校 大手前高松高等学校
〒761-8062
 香川県高松市室新町1166番地
 ホームページ: http://www.otemae.net/

【学校の紹介】

伝統ある学校。難関国公立大学や医歯薬系学部を目指すコース、有名私立大学を目指すコースまで、学力・目的別のコースを設置。 中学校も併設し、中高一貫で難関国公立大、医歯薬系を目指すハイクラスもあり。 昨今は、野球やサッカーの活躍が目覚ましい。
 一昔前の大手前高松高等学校を知る人からはびっくりされるかもしれないですが、現在の風潮に 合わせた柔軟な取り組みが多く、部活動や修学旅行など多数の行事もあり、キャンパスライフを満 喫できる学校へと変貌を遂げています。


【コース設定】
    … 全コース 大学進学を前提とするコースである。

 SSコース 基準目安 高高受験者レベル *(医歯薬系希望者用M 講座併設)
 S コース 基準目安 一高受験者レベル
 A コース 基準目安 西・桜井受験者レベル
 V コース 基準目安 その他公立高校受験者上位レベル

各コースに目標とする大学を設けていますので、学力レベルだけでコースを決めることはないと思われます。 上位3コースは「難関国公立あるいは有名国公立大学」を目指すことが前提です。
実際は 私立大学へ進学する者もいますのであくまで目安ということです。


【塾長の私的感想】
  *パフレットにはない情報や率直な意見を述べさせていただきます。

 昔のイメージに比べ、だいぶん規律もゆるく服装がずさんな生徒も見られる時期がありましたが、今現在は再び昔の大手前に戻りつつあると感じます。(訪問した際の短時間の印象ですが)
 真面目でおとなしい学生が多いイメージですが、野球・サッカーが盛んになり活発な生徒も多く、元気が良い生徒像になっているので学校の雰囲気も明るいです。
 「賢い子が行く高校」と言って敬遠してしまう受験生や保護者が多いですが、真面目な生徒ならあるいは大学受験を頑張りたい生徒なら、丁寧なサポートを施してくれますので安心して下さい。 我々としましても、そういう生徒さんには 是非とも受験してほしいので、成績が不安な生徒さんは塾の先生に相談してください。
 卒業生が多くお世話になっている学校ですが、遠慮なく言わせてもらうと、保守的なイメージが払しょく出来ていない点を残念に思います。 実際はそうでもないのですが…。
それだけに残念です。





香川誠陵高等学校 香川誠陵高等学校
〒761-8022
 香川県高松市鬼無町佐料469番地1
 ホームページ: http://www.k-seiryo.ed.jp/

【学校の紹介】

創立21年と新しい学校。創立以来、難関国公立大学進学を目指す県下有数の進学校として躍進中。
県外からの高い評価も受けており、特に中高一貫校としては中四国・関西圏では非常に人気がある。
県外から通う生徒もいるので、寮を完備している。


【進路指導の手厚さ】
   … 大学進学を前提とする進路指導である。

 特筆すべきは偏差値至上主義ではない進路指導につきます。一人一人の成績も加味しながら、 「何がしたいのか」から入る進路指導には好感が持てます。そのために今必要な学習はもちろん、 入試科目やその対応までアドバイスしてくださるのは、もはや学習塾以上ではないでしょうか。
 夜九時まで、講習や自習室開放などもあり、私立高校は塾要らず、と言わしめる要因の1つで、 しっかり家庭学習のフォローも行っています。
 あえてクラス分けやコース設定をせず、学校全体で大学入試に挑む姿勢が強くみられます。


【入試における特待生評価の正確さ】

 合格者を学力選抜し成績上位者からスカラシップ(特待生制度)を与え、学費等の免除を段階 的に行っています。その際の評価が非常に正確で受験校決定の指標となります。 SS を取れた生徒は高高受験へ、S が取れた生徒は一高受験へ、A が取れた生徒は西高・桜井高へ、など かなり正確な判断基準になるのも利点の1つです。志望校を悩んでいる生徒は、行く・行かないに関わらず受験する事をお勧めします。


【塾長の私的感想】
   *パフレットにはない情報や率直な意見を述べさせていただきます。

 私立高校の新しい形を常に模索している点に教育への熱心さを感じます。四国初導入であるオンラ イン英会話システムの導入・スタディサプリの導入など、生徒のことを考えて新しい教材の導入に 積極的なことも評価すべき点でしょう。
「合格点が高い」と受験に二の足を踏む生徒や保護者を多く見ますが、入ってからの教育力は公立高校以上のものがあると思われます。
卒業生が多くお世話になっている学校ですが、遠慮なく言わせてもらうとするならば、部活動にも力を入れ、 学業・スポーツの両立が出来る生徒を本気で育てられる学校になって欲しいと思います。
県下初、文武両道を実践できるスーパー高校生を輩出できる学校を目指してほしいと思います。





高松中央高等学校 高松中央高等学校
〒760-0068
 香川県高松市松島町1丁目14-8
 ホームページ: http://www.ta-chuo.ed.jp/

【学校の紹介】

1899年、高松和洋技芸女学校として設立されて以来、市内の私立高校では最も古い歴史を持つ。
近隣に高松第一学園(小中一貫校)や高松商業高校があり、繁華街にも近く交通の便も良い。


【塾長の私的感想】

学習塾対象の説明会がなく、パンフレット記載の情報しか得られず、詳細があまりわからないのが現状です。 今後、機会があれば高校側と直接お話しさせて頂く所存です。





坂出第一高等学校 坂出第一高等学校
〒762-0032
 香川県坂出市 駒止町2丁目1-3
 ホームページ: http://www.sakaide1-h.ed.jp/

【学校の紹介】

歴史は古く、和洋裁縫学校からスタートし、現在に至る。
県下では稀な、普通科以外に食物科・ファッションデザイン科を併設する。 特に食物科の卒業生の活躍は素晴らしく多くの企業からの高評価を得ている。
近年、進学にも指導を入れ始めたことで再注目したい。


【特化したコースは本物を育成中】

ファッションデザイン科、食物科 という他校にはない、特化した科目を指導するのが特色の1つ。 現在の県下の高校で数少ない「職業支援」に力を入れている学校だと言えると思います。

食物科の生徒が幼稚園の園児に喜んでもらえるよう、ランチのメニューを考えて作ります。 味や見た目だけでなく栄養バランスも考えています。
また、地域の方々を学校に招いて、クリスマス料理講習会を行っています。 食物科の生徒たちが調理のサポートをして大活躍しています。 食物科の生徒が心を込めて作った「ふれあい弁当」を、一人暮らしの高齢者の方々に賞味していただきます。 地域社会への奉仕やボランティア精神の育成を目指しています。


【進学にも対応できるコースが充実】

 少人数での進路指導。 一人一人の質問にも柔軟に対応し、有名私立や国公立大を目指す生徒には心強いフォロー体制です。 またJR 坂出駅前の好立地に加え、スクールバスも増便が決まり、通いやすくなっています。


【塾長の私的感想】
   *パフレットにはない情報や率直な意見を述べさせていただきます。

 正直に言うと、高松地区の学生には余り意識されていないのが現状です。
しかしながら、昨今 学習塾への説明会や塾訪問など、取り組み内容の情報提供を多くし始めていることから、 「改革に着手」し始めたように思います。
高校卒業後「食やファッション関係に進みたい」という確固たる信念を持つなら、卒業後専門学校へ行くのではなく、 迷わず坂出一高へ入学する事をお勧めします。
また、進学希望する生徒を土曜日の課外授業で徹底的にサポートする職員の姿には感動しました。