6月 2nd, 2017年
「宿題」って何のため?
2017-06-02
「宿題」って言われると必ず「え~」っていう声が聞こえてきます。
昔の忍者のように「山」と言えば「川」と返す 符牒 (ふちょう…同業者内、仲間内でのみ通用する言葉)のようなものですよね~。
宿題のイメージを保護者様にお尋ねすると「していかなくてはいけないもの」という認識が一般的です。
・宿題をしなさい、と声かけする方は90%
とにかく「宿題はしなさい」と子供に言っている方がほとんどです。
このことから「していかなくてはならない」という認識はほとんどの子供たちは持っているようです。
・何が宿題なのか知らない、という方は 80%(特に中学生の保護者様に多い)
お子様が小さいうちは連絡帳をチェックすることをしていても、
ある一定の年齢になると、「本人の責任で…」ということでしょう。
特に中学生における宿題(提出物)は内申点に影響します。
宿題提出=普段の学習の取り組み評価、という要素が強いものです。
良い捉え方をすると、「家庭学習の習慣化のため、習熟定着のため」
悪い捉え方をすると、「提出のためだけの作業」
宿題が何のためになるのか? を決めるのは、本人次第ということになります。
ただ、学力や習熟度に応じた対応や宿題を出してくれると、提出のためだけになりにくいと思います。
そこまできめ細やかな対応ができる先生は素晴らしいと思います。
「意味のある宿題を」これをエフォートでの課題にしていきたいと思います。